2021年現場総括
今年恒例行事をひっそりと執り行うことにします。
月 | 項目 | 内訳 |
1月 | ジャニーズ | カウントダウン配信 |
1月 | ミュージカル | ポーの一族配信 |
2月 | ミュージカル | モーツァルト(中止) |
2月 | 宝塚 | アナスタシア配信 |
4月 | 宝塚 | 雪望海退団公演 |
5月 | 宝塚 | 夢千鳥配信 |
5月 | Snowman | 滝沢歌舞伎配信 |
5月 | 宝塚 | ホテル配信 |
5月 | ミュージカル | エリザ配信 |
5月 | ミュージカル | スリルミー配信 |
6月 | ミュージカル | マタハリ |
6月 | ミュージカル | マタハリ |
6月 | 宝塚 | 花組 |
6月 | 宝塚 | 雪全国ツアー配信 |
7月 | その他 | 竜とそばかすの姫 |
7月 | 宝塚 | 月桜嵐記 |
9月 | 宝塚 | シャーロックホームズ新人公演 |
9月 | 宝塚 | シャーロックホームズ本公演 |
9月 | その他 | 白蛇 |
10月 | その他 | マスカレードナイト |
10月 | その他 | 燃えよ剣 |
11月 | その他 | きのう何食べた |
11月 | 宝塚 | 雪シティーハンターライビュ |
12月 | 宝塚 | 星モアダンディズム! |
11月 | 宝塚 | 花月100周年配信 |
12月 | 宝塚 | 宙全国ツアー配信 |
【合計】
現地での観劇:8回(宝塚6回、その他2回)
配信・ライビュ:12回(宝塚・OG9回、ジャニーズ2回、その他1回)
映画:5回
【感想】
1年仕事の人間関係と立ち位置に悩まされ、気づいたら終わっていた年だったので
本当に趣味に割く余裕がなかった。来年に実績が伴う見込みなので不満とかはないんだけど、本当に触れた作品数からもそれが伺える感じ。
ちなみに望海さんの退団ライビュとコルドバライビュはタスク過多で逃した。
再演ものと宝塚と…という見たラインナップからも一般的な流行の範囲の作品選びが著しい。
【印象に残った作品】
・スリルミー
配信だったけど、ああ見れてよかったという記憶を今思い起こすことが出来る。
評判の良い作品の鑑賞を後に回してしまう傾向があるので、タイミングで見るようにしたいと強く思った。
万里生さんが表現する愛と嫉妬の底知れぬ深さ、綺麗な顔に似合わない淀んだ感じが本当に好きなんだなあ…
・マタハリ
今年2回同じ作品を見ているのがこれだけだったので、当たり前といえばそうなんだけど。2パターン違いを面白くみることも出来た。
加藤和樹のラドゥが私には捨てがたい。誠実にマタハリを愛してしまったんだろうというラドゥも一人の人間である感じがする。ちえさんと東くんとのトライアングルもすごくよかった。
あとは万里生さんのことをエレガントな方と思っているのだけど、表現上の誠実さを感じるのはフランツぐらいで悪役・悪い男における手の早さはギャップで毎回ときめく。
・桜嵐記
ぱっと聞かれたら今年の印象的な宝塚はこれかな。世間の珠城さん像は生まれ持ってのスター、月の生え抜き、未来の定められた人というイメージだと思うのだけど、月雲・BADDYと一貫して上田先生は逆境から戦いを挑むリーダーに描く。一般イメージと逆をいくところが面白くて、本人の未来にないだろう余白を見つけてくれている気がして好き。スター構成とか振り返れれば1・2・3が兄弟で結構パワーバランスに無理ありそうなものだけど、それを感じさせない作品作りと舞台演出が記憶に残る。
桜があんなにきれいに舞台で咲いて散っていくのは素敵すぎる。
ちなみにこの辺のスター論は分析の余地ありで例えば美弥るりかは世間のイメージのまま描いているわけで、何が上田先生の判断軸なのかがめちゃくちゃ興味がある。宝塚オタクとは作品オタクであり、スター論のオタクでもあるよね。
ちなみに感動に任せて円盤も買ったけどまだ見れていない。
・夢千鳥
個別のスターで華やかさが印象的だったのは皆様同様?和希そら。
3人の娘役を相手にすることで色んな側面が引き出されていて、その一つ一つが魅力的でした。
改めて、回数少ないと本当にショーは記憶できていなくて、残念。
去年も書いた気がするけどコロナ渦のエンタメって本当に過渡期にある感じがするので、配信に耐えうる構図なのか、生で見ないとわからない繊細なものなのか、二極化していくと思うのでそんな視点を忘れずに来年も振り返れたらと思う。