白シャツを恋い慕う

つれづれなるままに…おたく

風 is a doll? を見て

8月3日夜。

風磨ソロみてきました。

行くかどうか悩んでいたので、安井くん出演が決定打となっていってきました。

とにかくいっぱいいっぱい詰め込んだ楽しい空間!

菊池風磨Sexy Zone菊池風磨の違いを明確に打ち出した上で、戻る場所があるって最高だなと思いました。

個人的にも感慨深くてBIの時(主に3人時代)は好きで今手元に写真とかあるけど、デビューしてからはうーむって思っていたのが、こういう憎めないかんじが好きだったんだなと思い返しました。最後のスライドにスクティもBIもあったので懐かしかった。

Sexy Zoneの方まではなかなか手が回らないけど、ソロやらジャニーズ舞台やらはまたチェックしようと思いました。そんなわけで今更ながら備忘録。

 

※セトリ

自分用メモにセトリ(記憶+検索)

映像の位置までは完全に調べられなかったので記憶のみ。

(映像)

1Party up!

2FaKe

3THE D‐MOTION/KAT-TUN

4ひかりのまちTOKIO(バンド)

5Will Be All Right/KAT-TUN(バンド)

(映像)

6rouge(美勇人)

7It's going down

(コント)

8Jumpin'up/KAT-TUN

9Lucky Man/嵐

(MC)

10sugar and salt/櫻井翔(この曲だけ完全に一人)

11Maybe/V6(半澤真田)

12WONDER/赤西仁feat.CK(安井)

13Hello?

(Jr曲)

14Love is.../(半澤増田)

15PARTY MANIACS/ジャニーズWEST(安井真田萩谷美勇人)

16Believe/嵐(Jr全員)

(風磨のしゃべりとJrものぼけ)

17キングオブ男/関ジャニ∞

18SUMMARY

19Oh yeah!/嵐

20ひとりぼっちのハブラシ/(増田キーボード)

21僕の台所事情と恋愛事情/TOKYO(バンド)

22リリック/TOKYO(バンド)

(挨拶)

2320 -Tw/Nty- 

24It's Going Down!

(映像)

EC1Ho!サマー/タッキー&翼

EC2言葉より大切なもの/嵐

(挨拶)

 

 

 

※世界観とセット他演出

一言で言うならめちゃくちゃクオリティの高い男子校(高3)の文化祭のステージ行事に見に行った感じ。「バックについてもらう」って言葉を風磨自体が使わないで「一人一人に頼んで出てもらった」といったのも好印象だったし、チーム感というか文化祭限定ユニット感すごかったなと思いました。

自分を見せるより自分が演出したものを見せるところに風磨くんのこだわりがあったのだろうなと。自分の世界観を共有してほしいっていうタイプで、なんとなくファンの方にも姿だけじゃなくその世界観が好きな人が多いのではないかなと思いました。

実際は分からないけれど、そうじゃないと多分ブーイングされて仕方ないぐらいにはJrが前に出てたと思う。

 

読んで深すぎる!と思ったテキストを引用しておきます。

 

(前略)コンサートのテーマを「人形」にしたのは、オレ自身も含め、同世代のヤツらが抱えてる葛藤の象徴にしたかったから。若いときって、どんなに自分が理想を抱いても、それが許されない状況におかれてしまうことってあるじゃん。感情を失った人形は、どうやって心を取り戻すのか?基本は最高に盛り上がるステージを目指しつつ、なにかメッセージが伝えられたらいいな…と思って作ったよ。(duet15年9月より)

 

 

これを見て風磨ファンの人は前述したように彼の世界観を共有したい人が多いんじゃないかと思った。私が葛藤とかのメッセージまで汲み取れなかったのは読解力がなさすぎてというのと人形って言葉のアプローチ回路がヅカでできているからだと思った。なんかごめん。でも感じるものの多いコンサートでした。

 

構成の話に戻ると、風磨ソロの照明は紫っぽい色を常にいれたまま出来るだけチェンジしてて、寒色系のみって影とかくすみがちなのにすごく綺麗でした。

セットは上下にゴールドっぽい布で覆われた階段が1つずつ。Wonder以降稼働したり、風磨が2つの隙間に飛び込む演出が後半のどこかにあった。

あと、白い布がフワッと天井含め10ぐらい張られてて、その布地とか階段の布、安井くんのドレス部分とかJr.白衣装2パターン+白シャツの布・白の感じがテーマの「人形」を彷彿させて良かったです。

 英字の字幕と設定は面白い。

自分たちが人形で人間の恋心を奪うのが仕事。でも恋心を奪うには人間に恋しなきゃいけなくて、境目で自分たちの恋心が相手に持っていかれることがあるかも。みたいな感じ。前半はdollの恋心メインで後半は人間に近づいてきたdollたちって解釈でいいのかな? dollの世界観と夏、男子校が入り交じった不思議さはあったけど、なんだか詰め込んであったら満足してしまった。

とりあえず風磨側がdollのていだけど、人間を求めてるdoll(風磨側)がなんだかdoll(偶像)を求めてるような不思議な感覚に陥った。 理想を求めてるdollって感じ。字面だけでも大変中二病なんだけども(笑)飽きずに見れてこういう作品好きですね。

「 soul/heart 動詞」を「心は」って訳してるって映像があって、なんとも言えぬこだわりを感じた次第。

 

 序盤3曲は激しいダンスナンバー。こんなに踊るの見てないよ、最高。

振りの概要とかを理解する前に終わったというか、テンポとカウントがJrメイン仕事では踊れないような高いクオリティで息するのを忘れそうになりました。

「sugar and salt」は踊る女性の映像が視覚的にも大分面白かった。

というのも風磨=金髪美女のセクシーなお姉さんってイメージなのに、踊る女性が結構ジャズテイストな踊りかつ影の雰囲気が柔らかくて人形っぽかった。これシルエットだから、あくまで私がそう見えたってだけなんですけどね。

後半戦WONDERからサイドの階段みたいなやつが動くのも良かった。

あれがアジトと地上を結ぶ地下階段っぽかった。綺麗に空間をつかえているなと思った。で、安井くんがめちゃくちゃそれを使うのも良かった。

 キングオブ男、SUMMARYの流れと夏ならではの甚平やビーチスタイルの演出と、曲とタイミングもまんまでバルコニーにSUMMARYの文字が流れてて、そういうかわいらしい演出も楽しませていただきました。

 

 

 ※rouge

風磨といったらやっぱりrouge では?みたいなところがあるのですが、今回美勇人さん参戦で非常にいいものを見ました。

風磨がどこまで考えたか真相は知らないけど、人選と衣装とっても良かった。

前に「一人の人形が仕事から帰ってきたようだ」って映像が入るのも良かった。

本人は本当に歌に専念していて、周りで好き勝手に美勇人さんが踊っている印象でした。

白シャツに黒ズボン、シンプルに黒ネクタイな美勇人さん。

元々彼の踊りはそぎ落としてあって軽くて綺麗なんですけれど、なんか淡泊だなあと思っていて、上手いのに正直物足りなかったんです。

でも、rougeをみたら現実と非現実の狭間のような軽さを残しつつ、青年のすらっとした色気を感じてめちゃくちゃ魅力的だった。

歌い手の風磨くんとの相性がよかったんだろうなとも思っていて、ストーリーを背負って具現化しているようなイメージ。歌う人の心情をそのまま表したような感じ。目に見えるスキル的な上手さだけじゃなくて、心情表現にこんなに適した踊り方するんだなあと新たな発見でした。歌詞の咀嚼が丁寧なんだろうな。

反った背中から切なさが溢れていて、本当に良かった。

後、下手でするアクロバットではないんだけどアントルラッセ的なやつの足が綺麗で良かった。長い手足をそのままに上手く操っていて、流石でした。

風磨の声やっぱりいい。高音すぎず洗練されすぎず良い。

 

 

 ※コント・小ネタメモ

コントに行く前に樹と美勇人さんの「森田」

人間の恋心っていいながらあけた箱に「森田」のブリーフ入り。

進行しながら「あれ、これ菊池じゃないの?」「あれ?俺だまされた?」「あれ?なんで?」って樹にいってる美勇人可愛かったわ。

 

 

 ・人間になりたいコント

(本人たちもdoll設定に乗りつつも少し笑い気味な程よいおふざけ感)

コントが安井くんと風磨(コンビニ店員と客)真田くんと樹(告白をしたい人と女の子)でした。 おそらくこの日初披露。

 

 コント第一声で 「いらっしゃいませー」「あっためますかぁー」 ってはいった安井くんの可愛さ。風磨くんが何も買ってないのに温めたり、 その後も新聞におはしいりますか?といってみたり、作れとすすめるポイントカードはギザギザだったりしました。(ギザギザを手で説明してくれるジェスチャーが可愛い)

安井「めーー」風磨「やぎかよ」安井「羊ですぅ」

「今おすすめはフランクフルト(?)でー」「あ、でもいまないんですけどね」って言うアザと可愛さやばかったです。

きれた風磨くんが「店長よんでこい」(安井くん探しにいく)「あ、僕でしたー店長」

勿論「え、なんで今動いた?探してみた?」って言われてた。

トーンとしては49のキャプテンの一人コントのテンションとかトーンに近いかも。

 

 

真田くんと樹のコントはとりあえず真田くんがけちでしょーもない男の役なのは理解した。内容は告白練習。テンポが良くて笑いすぎてつらい。

基本的に

女の子樹「うわー豪華」

真田くん「そうだよね、この店予約すんの大変だったんだよね、させてくれなきゃ(チュー顔スタンバイ)」

女の子樹「ってなるか!」

みたいな流れ。

MCで樹にもいわれてたけど、非常に気持ち悪いチュー顔の真田くん。 上手からは結構みえた…なかなかインパクト大。 今でも鮮明に思いだせるよ(笑)

終わった後真田くんが「あいつ俺がアドリブいれてもちゃんとつっこんでくんの!」といってました。

変な中腰を強要するくだりか真田くんも女の子になるくだりのどちらかがアドリブかなとふんだけどどうだったんだろう(理由は真田くんがフワッとしたから)

中腰を強要しながら「人間は腰が大事だから」って連呼してたのは結構記憶に残ってる。スクワットだよね?それ。

 

 ・キングオブ男前

風磨が小さい頃からの物を大事にしてて意外と捨てられない。とか一人で話した後にJrが登場。

風磨同様甚平に着替えてきました。

萩ちゃん(ぴこぴこハンマー)、真田くん(変な手)、絶妙なタイミングで安井くん(かに)、美勇人さん(おもちゃの刀)の順でわちゃわちゃ出てきました。

萩ちゃんがぴこぴこハンマーで、たたいてかぶって(但しかぶるものはない)じゃんけんぽんを風磨に挑んだのち、風磨と次に出てきた真田くんを自由にぼこすか叩いてた。萩谷無双すごかった。

真田くんは指さし棒みたいなものをもって登場。この後のギター真田佑馬って紹介の時に、安井くんが下手側から指してあげてました。こいつだよーみたいな。

安井くん 「平野紫耀はかにかまを、かにだと思ってましたー」 かにを持ちながらの一言。美勇人くんは「 我は牛若ー。」って言って何故か自分が斬られて去っていき、「あいつ自分が斬られたぞ」と風磨くんからのツッコミ。

 

真田くんのホトトギスの物真似が本日の一発芸。音はなんかでてない(笑)

さなじぃ絶好調で、私の記憶量も真田くん多い。

 

・アンコールにつながる映像

本編最後の映像は本当に可愛くて、ほとんど成人済みなのに男子高校生でしかなかった。 TDCのステージ裏で水鉄砲もったり、浮き輪なげたり。風磨を安井くんと萩ちゃんが着替えさせてて、残りは遊んでた。(多分)

最後に萩ちゃんが無双して先輩も年上もみんなぼこすか叩いていくのが可愛い。

ドアをあけると増田くんがグラサンかけて浮き輪持った格好でみんなの前に立ちはだかるっていうのがおちでした。

最後の集合写真が本当に可愛くて、売ってくれ!!ってなった。

 

 ※MC(順不同)

立ち位置は

増真萩/樹風安/半美

下手になぜ健康的な体型を3人詰め込んだのかわからないけれど、ソファからあふれ出る可愛さもそれはそれでよし。

 

・ MC序盤に風磨による美勇人の物真似(立って実演)(鏡を見て髪を縦に直す)があったんだけど、「なんか縦のラインめっちゃ気にするよね?」って総ツッコミだった。 やる前に「みゅーとおれのマネよくすんじゃん。だからおれも!」って風磨可愛かった。 

モノマネして、「背高いしこうやってなんか足組むよな!半澤とかも」と風磨。半澤をみて次にみんなやすいくんをみる→やすいくんが足を多分組んで地に足がついてて「俺だって、できるよ?ぴってのばして…」ってちいさいいじりきたのも可愛かった。

 

・ 風磨は真面目ってくだりで美勇人さんが「風磨に今日あいてる?って聞かれてあいてるって言ったら、半澤と3人でスタジオとって一日踊った」って言ったのに、樹に「もりみゅーのしゃべり方さー」とひらがなをつっこまれる。樹のもりみゅー推し微笑ましい。 

 

・真田くんの「ガティムティ」いじり。

テーマソングあるんすよ!みたいな感じでいたずら顔の風磨。

またやるのーといいながら結局披露してくれた。 が みんなに顔じゃん、顔芸じゃん。とつっこまれてる。 ソファー後ろから真田くんが徐々に姿を現すだけなんだけど効果音本当に面白い!マリオの替え歌なんだけど「ガティムティガティムティ~♪」ってそのまんま。

 

・ガムシャラてっぱんねたの「真田くんの前髪がナイキ」もでました。 安井くんは「出る前までは本当にかっこいい」といじってた。萩ちゃんは真横(真田くんの左側)で「どうして?」って首かしげてた。それから真田くんの前髪を直してあげてて爺孫かよ!ってなった。 

 

・ボケの話から 風磨「勝利は普段左右からボケられてストレスからどんどんかっこよくなってく」 「勝利いいなー」「ストレス!?」とかの流れで 風磨「で、真田くんは?(今回どうですか?)」 真田「ストレスですか?ないですよ、僕は。」 が最強にどーでも良くて普通に流されてた。

 

・ MCなかば真田くんが風磨たちをパーティーピーポーだと思ってたくだりで、 「違いますよ」ってばらばらぐだぐだにいう樹安。 多分ここら辺で安井くんがソファーの肘おきにあたる部分にちょこんと座りだして可愛かった。 普段のJr現場じゃ絶対に見れない。

 

・半澤は相槌多め、増田くんは怪我をしてしまったけどキーボード練習してきたから見てくださいといったような話、美勇人さんはぎゃーわー叫ぶみたいなイメージでした。

 

・ 最後風磨がお着替えのためはけてJr.だけになってのMCでは、風磨が意外と真面目って話を急にスイッチ入れた安井くん中心に話してた。

安井くんからは「これ大丈夫?平気?」と不安がる風磨を「大丈夫、自信もって」って落ち着かせてるとのお話。

真田くんは「やたら丁寧にあれをこうしてそうしたいんですが、どう思いますか?ってくるの。でもこれあなたのコンサートだからね、背中を押すしか出来ない」 って言っててファンの方は分かる、一歩引いた真田くんでした。

 

 

※安井くんの話

総合的にみたらJrだけの場所では見られないゆるめなトークスタンスや男前感があったなあと。

安井くんはめちゃくちゃかっこよくて、足も腕もきれいで。ワンポーズ目から左側が網網っぽくてドキドキした。WONDERのドレスと噂の衣装も私の見ていた場所からは安井くんの右にある境目が見えなくて、ついにまじドレスで踊り出したのかと思ってしまったけれどどの衣装も本当にかっこよかった。

風磨くんのバックって白T黒ズボン銀ベストをたっぱのある兄さんがきている。みたいなイメージがあって(多分これ寺西のイメージ)そんな衣装に合わないよって思っていたらどれもわりとシンプルな中にオシャレなテイストがあってよかったです。

 

序盤3曲の激しいダンスナンバー。こんなに激しく踊る安井くん見てない。

テンポとカウントが普段では踊れないような高いクオリティで息するのを忘れそうになりました。かっ飛ばしてて本当に良い流れでした。

MCでこんなの普段踊らないって自分でも言ってましたし、魅力満載。

20の振り付けの緩やかさがとても好き。マンション使ってたと思うんですけど、安井くんの綺麗な足がいっぱい見れる振り付けが満載でした。

回した時の弧の描きかたが本当に綺麗。

キングオブ男で安井くんが左の力こぶみせた時に一つ上手いる隣の真田くんが右の力こぶみせてくれて、比較すると2倍。はて!?ってなってしまった。

普段安井くんと隣ってあんまりみない構図ですが萩安、さなみゅのシンメの関係上よく隣にいてアイドルとマッチョギタリストの闘いが中々面白かった。 腕の太さの違いはかなり衝撃的。

後は歌!本当に上手くなった!声が特徴的なのが本当に好きなんですけど、なんだろうボリュームアップと音程ブレが減ってきたよね?特徴的な声だからこそ譜面通りでも半音ぐらいずれる現象とはまだ闘える。

 

括り的なこというと、 萩ちゃんと安井くんのとこに美勇人さんや真田くんやら大我くんやらがいると更に見たくなるんだなーと最近感じてます。(ガムパ89引きずりすぎ問題) 安井くんと真田くんって合わなそうってスタンスでみてきたつもりだったんだけど、案外最近組み合わせとしてあり。歯車あわないけどあわせようとしてる感!

後間に現れる萩みゅがヤバい。ここだけ10代。というか年相応な関係が出来てた。

いつまでも少年たちじゃなかった。青年だよ!ってアピールしてくる。

 

まあ欲を言えば「メイン」のお仕事を頂けている昨今あまりバックに徹している姿は好きではなかったのですが…もうねバックで経験として必要なことを学ぶ!みたいな時期じゃないっていうか…言葉にするのは難しいですけれど一番好きな姿は先輩のバックにいる姿じゃないんです。風磨くん先輩じゃないけど…バックって言葉使わないでいてくれたけど。

でも好きだからみるし、この仕事をする限り仕事の規模だとか場所とか組み合わせとか好き嫌いだけでどうこうなる話でもないと思っています。どんな形でも必要とされてそこにいる訳ですし。でも立ち止まりたくない。

 

なんか本筋から逸れましたが、色々思ったこともあったけど「今が楽しい」それでいいやって思ったコンサートでした。楽しめる今、大事。

風磨くんとDollsお疲れ様でした。ドリボではまた別の顔楽しみにしています。