白シャツを恋い慕う

つれづれなるままに…おたく

担降りってなんだっけという話

2018年11月29日 宙組 白鷺の城/異人たちのルネサンス 観劇

   11月30日 Love-tune 退所発表

 

 2018年いろいろなことがあったけれど、4・5月のBADDYをきっかけに数年ぶりにヅカオタ現役復帰した。ひかりふる、BADDYと雨唄・ラスパとエリザ、白鷺しか演目は見ていない。2017のグラホ、王妃、幕末、琥珀・ネモ、2016のエリザ、るろうに剣心、2015のコルドバ、ガイズ、星逢、王家のラインナップをみるとそんなに変わった感じはないけれどスカステと友会に入ったのでやっぱり違うのかもしれない。

 

 贔屓はいまはいない。昔みたいな情熱は捧げないし、作品を俯瞰してみることの面白さと一人の人の出番(ソロがあるとか役付きだとか)の面白さを両立できるほどの器用さはない。

 だから今年のまとめは月は月城暁、雪は彩風朝美永久輝、宙の和希は気になるよね。娘役は数年前のるろ剣から彩推しを公言しているけれど、天紫ちゃんに出会えたしららちゃんのことを思い出した。まあでかい組替えは来年だな!みたいなそんな平凡な感じで終えるつもりだったのだけれど、最初に書いたように自担の退所発表と宙観劇がかぶり時空がゆがんでしまった。ジャニーズJrから宝塚に担降りしそうなのである。自担が辞める時が来たら、万年推し枠の佐久間くんにはいかずに絶対他にいくだろうというのは予想していたけれど、自分でもよく分からない。ジャニーズとは数年距離を置く時が来たのかもしれない。

 

桜木みなとに担降りしそう。

 

 歴史を語ればそれは長くて、初舞台や初役付きからなんだかんだ目で追ってきたし、何度か新人公演も見ているよく知っているはずの下級生?に担降りしそうなんだ。しかもタイプじゃないはずの。自分で記録を残している王家のブログも下級生であるはずのそらの話ばかりしているのだけど、それは好き嫌い以前に93期を推す人として蒼羽の処遇に腹が立ったから多分書いていないんだと思う(頭抱え)

 そもそも宝塚はダンサーが好きだから水・蘭乃・蘭寿筆頭に踊れる人ばかりが好きで、例外的に壮さん・愛音さんの芝居は好きだったけども。

 

桜木みなと踊れないじゃん。

 

 いやほんとうにそれ。贔屓としても降り先候補に入ってなかった。なんなら95期の私的ソートは初舞台から昨年ぐらいまで朝美が一番だ(今年月城が抜いた)万年私的三番手だったはずなのに本当に解せない。

 ただ、踊れないところを除けば過去の好きなスターとは結構共通点がある。まず目が細い。自分の顔のコンプレックス故なんだろうが目が細いスターのほうが高確率で好きだ。次に青年の色気と堕落を得意とする。これに関しては私の好みは植田景子と大体一致するので作品を見てもらえば早い。(久美子作品における鳳月、怜美ポジが植田景子の愛音羽麗なんだけれど一度見てほしい。舞姫。)闇落ち専科、死専科と呼ばれる路線独特の儚い色気を纏った堕落が最高に好きだ。そして身長。でかい男役は基本的に好きではない。身長がない分の努力の部分が好きだからというのと下級生なら子役娘役もできるかで後の役幅に影響するからだ。公称170だと気持ちでかいけれどまあ許容範囲だ。アニータやれたし大丈夫。最後にルドルフ役者。ルドルフが好きすぎて記録をつけているほどの人間なのでこれはたまらない。10年同じ役を愛するって結構大変だけど楽しいから若い子にはぜひやってほしいのだけど、ルドルフを演じる役者が好きというイケコの配役センスに全てを任せた好みも一致した。宙エリザを買った方がいいと言ってきた友人たちは最後の沼に落としたと思うので、あとで責任を取ってほしい。

 踊りに満足できなかったらもうシンメのそらをみればいいじゃないか!という開き直りもあり、とりあえず担降り?決意?ブログをかいてみた。

 

 組ごと愛して見守るのが私の宝塚応援スタイルなので、作品のすべてを見守るのは月に託すことにして、ジャニーズの新しいグループぐらいの感覚で毎度アイランドを見に行くような気持ちで宙とずんそらを見守っていくことにする。